サロン開業に挑戦したいと考えている方の中には、
「何から始めればいいの?」
という疑問を抱え、挑戦を躊躇してしまっている方も多くいるでしょう。
中には、
「よくわからないから」
という理由で、ほとんど準備をせずにサロンを開業してしまう方もいるのですが、サロン開業を成功させるためには準備が物凄く大切です。
そこでこの記事では、サロン開業前にやっておくべき準備を一覧形式で紹介していきます。
サロン開業に向けた準備リスト8選
では早速、サロン開業に向けてやるべき準備について詳しく見ていきましょう。
これから紹介する準備をしっかりと行えるかどうかで、サロン開業が成功するか否かが決まりますので、最後までしっかりとチェックしたうえで慎重に準備を進めてみてください。
コンセプト決め
サロンを開業するためには、コンセプトを決めておかなければなりません。
中には、
「ネイルサロンをやりたい」
「エステサロンをやりたい」
というように、ジャンルだけを決めて開業してしまう方もいるのですが、これではお客様にサロンの魅力を伝えることはできません。
大切なのは、
・落ち着いた雰囲気の高級感あふれるエステサロン
・誰でも気軽に来店できるポップなネイルサロン
というようなコンセプトを決めておくことです。
そうすることによって、お店のコンセプトに合ったお客様を集められるようになりますので、売上アップに繋げやすくなります。
ターゲット設定
サロンに限った話ではありませんが、ビジネスを始める時はターゲットを決める所から始める必要があります。
中には、
「全ての女性をターゲットにしたい」
と考える方もいますが、これでは誰にも刺さらない中途半端なサロンができあがってしまいます。
年齢や性別、悩み、趣味嗜好などを細かく掘り下げて、ターゲットを明確にすることによって、特定の層から人気を集めるサロンを構築できるようになるのです。
事業計画
サロンを開業する時は、事前に事業計画を練っておくことが大切です。
事業計画というのは、その名の通り自分が行う事業の計画書を指し、これがサロンを経営するうえでの地図となります。
事業計画がないと、進むべき方向、やるべきことがわからなくなるため、失敗する可能性が高くなります。
事業計画には、
・ターゲット
・コンセプト
・扱う商材
・資金計画
・従業員の数
など、細かな項目を記載しておくのがおすすめです。
より細かく事業計画を立てることによって、サロン経営で躓いてしまった場合でも、すぐに方向転換ができるようになります。
エリア設定
サロンを開業する時は、エリアについてもしっかりと考える必要があります。
言うまでもありませんが、エリアごとでお客様の年齢層や属性が変わります。
例えば、渋谷や新宿は比較的若者が多いですし、銀座や白金であれば、ある程度余裕のある大人が多いです。
サロンのコンセプトやターゲットに合っていないエリアを選んでしまうと、集客に苦戦する可能性が高くなりますので注意しましょう。
また、エリアによって家賃が大きく変わりますので、予算や想定売上を考慮しながらエリア選定を行っていくことをおすすめします。
競合調査
サロンというのは、全国にたくさんあります。
競合ひしめくサロン業界で生き抜くためには、ライバルを徹底的に調査して、差別化を図ることが大切です。
例えば、
・ライバルは誰をターゲットにしているのか
・どれくらいの価格帯で展開しているのか
・サロンの規模はどれくらいなのか
などを調査することによって、競合が取り入れていない領域、競合の弱みや欠点などを見つけやすくなります。
それを自分のサロンで強みに変えていくことによって、お客様にサロンの魅力を伝えやすくなるのです。
物件選び
事業計画がある程度固まってきたら、物件選びを行う必要があります。
物件選びでは、
・エリア
・物件の種類(居抜きorスケルトンor自宅)
・コスト
など、様々なことを考える必要があります。
また、近年ではコストを抑えるために自宅でサロンを開業する方が増えてきています。
自宅サロンについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方は是非参考にしてみてください。
(自宅サロンの記事の内部リンク推奨)
集客活動
サロン開業に興味を持っている方の中には、
「オープンすればお客さんが来る」
と思っている方も多いのですが、これは大きな間違いです。
開業したてのサロンは、お客様に認知されていないケースが多いため、ただ待っているだけでは集客ができません。
効率的に多くのお客様を集めるためには、
・チラシ
・ホームページ
・SNS
などを活用して集客を行うことが大切です。
集客活動を疎かにすると、いつまで経ってもお客様が来なくなってしまいますので注意しましょう。
各種届出
サロンを開業する際は、
・開業届
・美容所登録(美容院やまつげエクステサロン等を開業する場合に必要)
・労災保険への加入、給与支払い事務所棟の開設届(従業員を雇う場合に必要)
など、いくつかの届出が必要になります。
サロンの形態や状況によって必要な届出は変わってきますが、届出をしないとペナルティを受けるケースもありますので、忘れずに行っておきましょう。
サロン開業にはどれくらいの資金がかかるの?
では次に、サロン開業にかかる資金の目安について詳しく解説していきます。
物件にかかる費用
サロン開業にあたって物件を新規契約する場合、
・前払い家賃→1か月分が目安
・保証金→家賃の半年から10か月分が目安
・仲介手数料→家賃の1か月分が目安
上記の費用が発生します。
エリアによっても相場が異なりますが、首都圏の場合は坪単価が1~2.5万円前後ですので、15坪の店舗だと家賃が15万円から40万円、保証金は90万円から400万円前後となります。
一等地になればなるほど初期費用や家賃が高くなりますので、慎重に検討していかなければなりません。
内外装工事費用
スケルトン物件を契約する場合でも、居抜き物件を契約する場合でも、自分のイメージ通りのサロンにするためには内外装工事が必要になってきます。
スケルトン状態からの内外装工事は、坪単価30万円から60万円前後が目安です。
居抜き物件の場合は、スケルトンに比べると費用を抑えられますが、こだわりポイントが多い場合は高額になりますので注意しましょう。
また、工事費用だけでなく、設備の調達にも~150万円くらいの費用がかかりますので、忘れずに予算に組み込んでおいてください。
運転資金
先ほども解説したように、開業したばかりのサロンは認知度が低いですし、実績もありませんのでお客様が集まりにくい傾向にあります。
一概には言えませんが、大体どこのサロンも開業してから1~2年で売上が安定してくるケースが多いです。
つまり、開業した瞬間からしっかりと利益を確保できるわけではないということです。
しばらくは赤字が続く可能性が高いため、運転資金を用意しておかなければなりません。
運転資金については毎月のランニングコストによっても変わってきますが、200万円から400万円前後あると安心です。
人件費
人を雇う場合は、当然人件費が必要になります。
人件費というのは、サロンが赤字でも必ず支払わなければなりません。
ある程度お客様が入るようになり、売上が安定している場合は問題ありませんが、そうでない場合はしばらく赤字が続くことを見越して人件費を多めに確保しておくことが大切です。
ただ、物件取得費や内外装工事費、運転資金に加えて人件費を確保するとなると、相当な初期費用がかかりますので、知識や技術がある場合は、ひとまず自分だけで始めるというのも1つの方法と言えます。
サロン開業成功のカギは物件選びにアリ?!意識すべきポイントは?
サロン開業を成功させるためには、様々な準備が必要になりますが、特に重要なのは物件選びです。
なぜなら、物件というのは一度契約してしまったら、簡単には解約や変更ができないからです。
以下、物件選びで意識すべきポイントについて詳しく解説していきます。
物件の種類
物件には、
・スケルトン
・居抜き
・自宅
大きく分けると上記3つの種類があります。
スケルトンというのは、設備などが一切ない物件のことを指します。
非常に自由度が高く、自分の好きなようにデザインできますが、内外装工事や設備の導入にコストがかかりますので注意が必要です。
居抜き物件というのは、前のオーナーが使っていたものが残っている物件のことです。
自分がやりたいサロンと同じ業種を展開していた居抜き物件を契約することによって、設備や内外装工事費を抑えやすくなります。
ただし、スケルトンに比べると自由度が下がってしまいますので注意しましょう。
近年では、コストを抑えて気軽に開業するために自宅をサロンとして改築する方が増えてきています。
自宅サロンを開業することによって、毎月の家賃もかかりませんし、内外装工事費用も最小限に抑えられます。
ただし、店舗用物件よりは収容人数が少なくなりますし、マーケティングやブランディング方法も変わってきますので慎重に進めていかなければなりません。
立地
サロン開業を成功させるためには、立地選びが物凄く重要です。
ターゲット層に合ったエリアにサロンを展開しなければ、集客に苦戦することになります。
特に自宅サロンの場合、アクセスが悪くなってしまうケースがありますので、どのようにして集客を行うかを検討していくことが大切です。
競合の有無
サロンを出したいと考えているエリアに競合がいるかどうかという点も、しっかりと調べておかなければなりません。
中には、
「競合がいないエリアにサロンを出したい」
と考えている方もいると思いますが、現在においてそのようなエリアはほとんどありません。
どのエリアにも、自分と似た業種のサロンが複数存在しています。
大切なのは、競合を回避することではなく、競合と差別化を図ることです。
競合が持っていない強みを前面に押し出すことができれば、より多くのお客様に自分のサロンの魅力を伝えやすくなります。
コンセプトとマッチしているかどうか
物件を選ぶ時は、コンセプトとマッチしているエリアかどうかを考えなければなりません。
エリアの特性とサロンのコンセプトが大きく乖離していると、お客様に違和感を持たれる可能性が高く、スルーされてしまいますので注意が必要です。
コスト
物件を選ぶ時には、
・契約時にどれくらいのコストがかかるのか
・契約後にどれくらいのコストがかかるのか
を把握しておかなければなりません。
特に重要なのは、契約後のコストです。
初期費用というのは一度払ってしまえばそれで終わりですが、家賃については毎月支払っていくことになります。
サロンの規模や予算にあっていない物件を選んでしまうと、資金ショートを起こしてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。
意外と盲点になりやすいのが「エステ商材」
サロン開業の準備で盲点になりやすいのが、エステ商材です。
近年では、美容ブームが巻き起こっているということもあり、様々な商材が登場しています。
そのため、
「どの商材を導入すればいいかわからない・・・」
と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方は、日本人のために作られたブランドREVIの商材がおすすめです。
REVIは、現在においても多くのサロンで導入されており、中には個人で利用している人もいます。
日本人向けに作られたということもあって、品質や安全性は抜群です。
ただ、REVIを導入する際は、認定講師から研修を受ける必要があります。
とはいえ、
「認定講師ってどうやって見つければいいの?」
という疑問を抱えている方もたくさんいると思います。
そのような方は、REVI認定講師であり、現役のサロンオーナーでもある私までお気軽にご相談ください。
いくら競合がいても勝ち抜ける方法があります。
サロン開業をお考えの方、一度お気軽にご相談ください!
全国出張可能です。(出張費用はいただいておりません)
まとめ
サロン開業を成功させるためには、準備が物凄く大切です。
やるべきことはかなりたくさんありますが、1つでも欠けてしまうと経営に行き詰ってしまう可能性が高くなりますので、時間をかけてじっくりと準備していきましょう。
サロン開業に向けた準備がある程度完了している方の中で、
「商材選びで悩んでいる」
「REVIを導入してみたい」
と考えている方がいるのであれば、当サイトまでお気軽にご連絡ください。
REVI販売会社
Salon de Licious サロンドリシャス
〒154-0015
東京都世田谷区桜新町2−1−1
東急田園都市線 桜新町駅 北口 徒歩1分
03-4400-8804
Comments